矢作川水源の森散策
「エコネットあんじょう」が主催する矢作川水源の森と根羽村を散策するツアーに参加してきました
根羽村は、茶臼山の長野県側に位置する村です。どういうわけか(後で知って納得w)、その根羽村側に「安城市茶臼山高原野外センター」があります
安城市の小中学生が毎年研修をやってるそうで、我が家の孫(中1)も先月4泊5日くらいでお世話になったところで、小学5年生の孫娘はこの夏休みにいくとか^^
そのセンターから矢作川源流の一つに沿って「安城市根羽村分収育林」があります。今回は、そこを歩きました
センターに来た小中学生が研修で歩くようできちんと整備されてます。車中で概要の説明があり、現場でそれを確認していくツアーです
部会長さんが大きな声できちんと説明してくれますし、歩行中は他のスタッフさんたちがあれこれと説明してくれます
このあたりは昭和8年に自然林は破壊してスギ・ヒノキを植林した官庁造林だそうです。育ったスギ・ヒノキを伐採し過ぎることで山が崩落をすることを心配した根羽村が矢作川を水源とする市町村に森の保全を呼び掛けたそうです。安城市は7割を水源としてるとのことで、平成3年に山のオーナーとなって根羽村と分収育林事業をすることになったそうです。ちなみに、安城市のHPによりますと全国で初めてのことだったと
広葉樹の森にしなければ自然の原生林に育たないとのこと
矢作川源流を挟んだ向こう側は原生林。写真では分かり難いかもしれませんが、森の様子が全く異なりました。スタッフの方が言ってましたが、中に入っていくと地面の様子が全く違うそうです。歩くと落葉でふわふわと柔らかいとか
根羽村が山の崩壊を心配したと先に書きましたが、何も考えずに植林したため地盤の悪い場所、例えば花崗岩の上に薄くかぶさってるだけのところに植えたものとか、スギ・ヒノキはあまり根を深くはらなくても育つそうで、雨などで土壌が少しずつ減っていくと、簡単に倒れるそうです。
お昼ごはんは、根羽村でししなべと五平餅をごちそうになりました。猟師さんにお話を聞きながらいただきました
ここのししなべは、とても美味しかったです
いろいろ勉強になった良い一日でした
by mjiiji_hbaaba
| 2018-06-18 14:23